生体機能モジュレーター研究所

生体機能モジュレーター研究所
The Biofunctional Modulator Laboratory

配合剤におけるエフェクターの治療効果を改善する生体機能モジュレーターの研究

[研究内容]

国際的にも医療用医薬品は単剤が主流であったが、1990 年代後半から米国を中心に、併用療法(Combination therapy)として、配合剤(Fixed combination products)の開発が進められています。これに伴って、2005 年、我が国においては、医療用配合剤として認められる条件が、①輸液等用事調整が困難なもの、②副作用(毒性)軽減または相乗効果のあるもの、③患者の利便性の向上に明らかに資するもの、④その他配合意義に科学的合理性が認められるものと改められました。

このような背景から、エフェクターとしての単剤に、副作用の軽減や相乗効果等、治療効果の改善を目指して、科学的合理性のある生体機能モジュレーターを創製することを、当研究所の目的としています。